Excel スペースで区切られたデータを別々に分けるには 3-0001

スペースで区切られたデータを別々の列に分けるには

下の表のように1つのセルの中にデータ(文字列)があるとして、そのデータが複数のデータを持っているとき、分けたくなる場合があります。

Excel スペースを区切り文字にしてデータを分けたい文字列

Excel スペースを区切り文字にしてデータを分けたい文字列


上のデータで言うと「2018/1/10」、「リンゴ」、「10」と3つに分けたい場合です。

Excelには、特定の文字で文字列が分けられていれば、その特定の文字列を区切り文字にしてデータ(文字列)を分割することができます。

スペースで区切られたデータを別々の列に分ける方法

[データ]タブの「区切り位置」機能を使います。

Excel [データ]タブの「区切り位置」機能

Excel [データ]タブの「区切り位置」機能

1)分割したデータのセルを選択します。

Excel 分割したデータのセルを選択します

Excel 分割したデータのセルを選択します

2)[データ]タブの「区切り位置」アイコンをクリックします。

Excel [データ]タブの「区切り位置」アイコンをクリック

Excel [データ]タブの「区切り位置」アイコンをクリック

3)区切り位置指定ウィザード1/3で区切り位置を次のように指定をします。
区切り位置指定ウィザードで「カンマやタブなどの区切り文字によってフィールドごとに区切られたデータ(D)」を選択します。
その後、「次へ」ボタンをクリックします。

Excel 区切り位置指定ウィザードで「カンマやタブなどの区切り文字によってフィールドごとに区切られたデータ(D)」を選択します。 その後、「次へ」ボタンをクリックします。

Excel 区切り位置指定ウィザードで「カンマやタブなどの区切り文字によってフィールドごとに区切られたデータ(D)」を選択します。 その後、「次へ」ボタンをクリックします。

4)区切り位置指定ウィザード2/3で区切りにスペースを選択します。
スペースの他、「タブ」、「セミコロン」、「カンマ」、「その他」を選択できますので、スペース以外の区切り文字にも対応できます。
区切り文字をスペースにし、区切られたデータを確認し問題が無いようであれば、「次へ」ボタンをクリックします。
問題があるようなら、該当部分のデータを修正するなどします。

Excel 区切り位置指定ウィザード2/3で区切りにスペースを選択します。その後次へ。

Excel 区切り位置指定ウィザード2/3で区切りにスペースを選択します。その後次へ。

5)

Excel 区切り位置指定ウィザード3/3で確認をします

Excel 区切り位置指定ウィザード3/3で確認をします


分けられたデータの表示先。何も変更しないと既存のデータの左上から上書きになります。
分けられたデータの表示形式、指定なしはG/標準です。
データのプレビューで列を選ぶと、その列の表示形式を指定できます。
データのプレビューでデータが問題なく分けられていたら、「完了」ボタンをクリックします。

6)Excel データの表示先を$D$2に指定して、データ分割を実施した結果です。

Excel データの表示先を$D$2に指定して、データ分割を実施した結果です

Excel データの表示先を$D$2に指定して、データ分割を実施した結果です

分割に特に問題のないデータで行うと簡単に分割ができます。
この機能は、データ処理を行う時にたまに使います。いろいろ試してみて、慣れておくことをお勧めします。

以上、「スペースで区切られたデータを別々に分けるには」でした。
[How to separate data separated by spaces separately in Excel]
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Excel 開発タブの表示 C-0001

開発タブの表示

Excel 2010 では標準で開発タブが表示されていません。
開発タブは、オプションから表示させる必要が有ります。

その前に一通り開発タブの位置づけを確認しましょう。

開発タブでできること

開発タブには、ざっくり言うと名前の通り Excel を使用したプログラム開発に関わる機能が集められています。
プログラムを作る人用の編集画面を呼び出す「Visual Basic」ボタンや、簡易な自動操作を行うことができるマクロの作成、実行、マクロ実行時の挙動の設定が行えます。
また、やはりプログラムに関係してくるモジュールを追加するアドイン機能、オブジェクトを追加設定するコントロール機能、XMLの管理を行う機能などがあります。

Excel 開発タブ

Excel 開発タブ

一般の方が使うのは主にマクロと思います。
マクロとは、Excel で行う操作を登録して自動的に実行する機能のことをいいます。
基本的には一連の操作を登録したマクロを実行させ、データを連続計算、連続加工して結果を表示するなどの処理に利用します。

また、マクロは自動的に VBA (Visual Basic for Applications)に変換され、標準モジュールの中のサブルーチンとして保存されます。
マクロの名前はマクロの記録を取る指示を出したときに指定することも出来ます。

Excel マクロの保存

Excel マクロの保存

されていたマクロの名前を選択して実行します。

Excel マクロの実行

Excel マクロの実行

マクロの実行時は、VBA に保存

VBA は、マイクロソフト社のプログラミング言語です。
開発タブから「Visual Basic」ボタンをクリックすることで、VBA を編集するためのアプリケーションを「Visual Basic Editor(VBE)」を呼び出せます。
VBA ではユーザーからの入力(指示)を受け取るためのオブジェクト(コマンドボタン、コンボボックス、チェックボックス、リストボックスなど)を配置できます。
また、外部で作成したモジュールをアドイン機能で参照したりもできます。
この辺りは説明も複雑になるので割愛しますが、かなりのプログラミングも可能になっています。

開発タブの表示方法

1)[ファイル]タブをクリックして、下のほうにある「オプション」をクリックします。

Excel optionを表示する

Excel optionを表示する

2)「リボンのユーザー設定」の[開発]のチェックボックスをオン
表示された「Excelのオプション」画面の左メニューの「リボンのユーザー設定」をクリックします。
下のような画面が表示されますので、右にある「リボンユーザー設定」を「メイン タブ」にして、下の枠に表示されるタブ一覧の中から[開発]タブを探し、チェックを入れます。

Excel 開発タブの表示設定

Excel 開発タブの表示設定


3)下にある「OK」ボタンをクリックして[開発]タブの表示設定を確定します。

以上の操作でで、リボンメニューの中に[開発]タブが表示されます。

以上、「開発タブの表示」でした。
[Display development tab in Excel]
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Excel 計算の結果に+を表示したい 4-0003

計算の結果に+を表示したい

計算の結果に明示的に+を表示したい場合は、「書式設定」の「ユーザー定義」を使用することで対応できます。
この「ユーザー定義」はいろいろな表示ができるので、是非とも活用することをお勧めします。

普通の計算結果の場合は、以下のように表示されます。

Excel 普通に計算結果を表示した場合

Excel 普通に計算結果を表示した場合

計算の結果に+を表示したい場合は、以下のように行います。
1)計算結果等の+を付けたいセルを選択します。
下の表の場合、「平均点差」セルの人数分。

Excel 計算結果に+表示を行いたいセルを選択する

Excel 計算結果に+表示を行いたいセルを選択する

2)選択したセル上で右クリック➝「セルの書式設定」をクリックします。

Excel 選択したセルの上で右クリックし、「セルの書式設定」をクリック

Excel 選択したセルの上で右クリックし、「セルの書式設定」をクリック

3)「セルの書式設定」の[表示形式]タブをクリック➝「ユーザー定義」をクリックします。

Excel 「セルの書式設定」の[表示形式]タブをクリック➝「ユーザー定義」をクリック

Excel 「セルの書式設定」の[表示形式]タブをクリック➝「ユーザー定義」をクリック

4)「G/標準」を「”+”0;”-“0;0」に書き換えてOKをクリックする。

Excel 「G/標準」を「"+"0;"-"0;0」に書き換えてOKをクリック

Excel 「G/標準」を「”+”0;”-“0;0」に書き換えてOKをクリック

5)+を表示されているかを確認します。

Excel +を表示されているかを確認

Excel +を表示されているかを確認

以上、「計算の結果に+を表示したい」でした。
[I want to display + in the calculation result in Excel]
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Excel セルに色を付けるには 4-0002

セルに色を付けるには

セルに色を付けたいときは、次の手順で変更します。

1)色を付けたいセルを選択します。
下の表の場合、「対象者」セル~「開催場所」セルまで。

Excel 色を付けたいセルを選択する

Excel 色を付けたいセルを選択する

2)[ホーム]タグの塗りつぶしの色の▼をクリックします。
使用できる色一覧が表示されます。

塗りつぶしの色は下のアイコンで表示されています。

塗りつぶしの色のアイコンの上にマウスカーソルが乗ると、下のようなヘルプが表示されます。

ここで気に入る色が見つからない場合は一番下にある「その他の色」で色の設定が可能です。
「塗りつぶしの色の▼」は標準なら以下のところに表示されます。

Excel セルに付けたい色を選択する

Excel セルに付けたい色を選択する

3)色の一覧の中から付けたい色をクリックします。
「対象者」セル~「開催場所」セルまでセルの色が変更されるので確認します。

Excel 色を付けたセルを確認する

Excel 色を付けたセルを確認する

以上、「Excel セルに色を付けるには」でした。
[How to color cells in Excel]
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Excel フォントを変更するには 4-0001

フォントを変更するには

セルの文字列や数字などのフォントを更新するときは、次の手順で変更します。

1)フォントを変えたいセルを選択します。
下の表の場合、「対象者」セル~「開催場所」セルまで。

Excel フォントを変更したいセルを選択する

Excel フォントを変更したいセルを選択する

2)[ホーム]タグのフォントの▼をクリックします。
現在使用できるフォント一覧が表示されます。

Excel フォント一覧を表示する

Excel フォント一覧を表示する

3)現在使用できるフォント一覧の中から変更したいフォントをクリックします。
「対象者」セル~「開催場所」セルまでのフォントが変更されるので確認します。

Excel フォントを選択し、フォントが変更されたを確認する

Excel フォントを選択し、フォントが変更されたを確認する

以上、「Excel フォントを変更するには」でした。
[How to change Excel font]
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